自分でできるエアコン掃除について

エアコンの掃除を怠ると……

暑い夏がやってくる前に、エアコンの掃除を済ませておきましょう。
エアコンの掃除を怠ると、健康への影響が出るうえに、電気代の負担も大きくなります。

エアコンは室内の暖かい空気を吸って、外に設置された循環器でこの空気を冷たい空気に入れ替えて、再び室内に送り出して部屋を冷やします。

しかし、室内の空気を吸い取るときに、フィルターを通してホコリを通さないようにするため、フィルターは目詰まりがしやすいのです。

フィルターの掃除を怠ると目詰まりを起こして、空気を吸引するためにより多くの力が必要になります。
消費電力が増えて電気代が高くなるので、こまめにフィルターの掃除をすることが大切です。

また、冷気の吹き出し口は湿気がたまりやすく、カビが繁殖しやすい環境です。
カビが発生すると、冷たい空気を吐き出すときにカビの胞子を部屋中に撒き散らすことになりますから、健康に害を及ぼす原因となります。

エアコンは使う前にしっかりとお掃除し、さらにこまめなフィルター掃除がオススメです。

自宅でできるエアコンの掃除の仕方

まず、雑巾でエアコン全体のホコリを取り除きます。

次に、フィルターを掃除しましょう。
フィルターを取り外し、歯ブラシでフィルターのホコリをかき出しながら、掃除機で汚れを吸い取ります。
次に、浴室にフィルターを持っていき、中性洗剤を含ませたスポンジでしっかりと汚れを洗い落としましょう。

その後しっかりと水気をきり、陰干しをして、フィルターを完全に乾燥させてからエアコンに取り付けます。

吹き出し口もきれいにしておきましょう。
100均などで販売されている、埃取り用のモップやハタキなどのグッズを使って、吹き出し口のホコリを払うと簡単です。

吹き出し口の羽と羽の間にホコリ取りグッズを通して、ムリのない範囲で奥までホコリを払ってください。

また、エアコンのカビを発生させないために、スイッチを切る前に送風に切り替えて20分程度運転させて、水分を吹き飛ばしてからスイッチを切るよう心がけましょう。

エアコン掃除、プロの凄技

エアコンは自分で掃除しただけでは、内部まで汚れをとることができません。
ですから、できればプロに掃除を依頼することをおすすめします。

エアコンを分解し、高圧洗浄機で内部までしっかりと掃除が可能です。
素人では高圧洗浄機を使うのは危険ですが、プロなら安心して任せられます。

フィルターなど部品もキレイに汚れをとってくれますし、内部に発生したカビもしっかり落としてくれるので、エアコンが新品のように蘇ります。

エアコンから変な臭いがするのは、カビが発生している証拠です。
自分では手が届かない内部まで、しっかりとカビを落としてキレイにしてもらいましょう。
衛生的かつ経済的にエアコンが使えるので安心です。