オフィス清掃のコストを下げる方法

委託する場合は頻度と掃除の質を見る

いつもきちんと清掃が行き届いているオフィスというのは、お客様がいらした時に好印象を与えますし、社員の士気も上がるため、全体的に見て会社にとっては非常にプラスになります。
オフィスによっては清掃を社員が行っているところもありますが、隅々まできれいな状態に保つためには、やはり専門業者に作業を委託するのが一番です。
オフィス清掃を専門の清掃会社に委託することによって、清掃スタッフの管理に時間や手間がかからないのも外部委託の大きなメリットです。

とはいえ、清掃会社にオフィス清掃を委託するにしても、コストはできるだけ抑えたいと考えるのはどこの会社でも同じだと思います。
ですから、同じお金を払ってもコスパのいい清掃会社を選ぶことが大切になってきます。

例えば、現在週に5日間清掃を委託しているとします。
A社の場合1日の清掃費用は6,000円ですので、6,000円×5日間×4週間=120,000円が毎月かかっています。
ところが、B社に清掃を週に3日間委託した場合には、1日の清掃費用が8,000円×3日間×4週間=96,000円となります。

ですから、1ヶ月で換算すると120,000円-96,000円=34,000円経費を節約できます。
経費を節約しても、B社のスタッフは熟練した清掃のプロで短時間でも集中して清掃を行うため、週5日間の清掃を3日間に減らしてもB社に発注した方がオフィスがきれいになるという現象が起こります。

安さだけで選ばないことがポイント

このデータからもわかるように、1日あたりの清掃費用が安いからといって節約ができるというわけではありません。
いたずらに時間をかけても、効率よく掃除を行わないスタッフでは、逆に業務の邪魔になってしまうことも考えられます。
ですから、現在委託している清掃会社に不満がある場合には、他の会社に切り替えることを考えることも必要でしょう。

ただ単に安いだけで清掃会社を選んでしまうと、結局は思ったような効果が得られないことも多いので、トータルな効果を意識して選ぶことが大切です。
特に清掃スタッフに下請けを採用しているような清掃会社は、管理がいきわたってない場合があるため注意が必要です。

巡回清掃への切り替えも考えてみる

オフィス清掃には、日常清掃と巡回清掃という2種類の清掃タイプがあります。
巡回清掃というのは週に1回ほど行うことが多く、特別な研修を積んだプロの清掃スタッフが、清掃資材を搭載した車で巡回して清掃を行うというものです。

日常清掃と比較すると、巡回清掃のほうが徹底した清掃を行うため、週に1回の清掃でも清潔さが長持ちするというメリットがあります。
巡回清掃のほうが清掃スピードがはるかに速く、難しい汚れにも対応していますので、週に1回だけでも総合的にはお得でしょう。