人工芝のお手入れできていますか?

人工芝はローメンテナンス

美しく手入れのされた芝生のあるお宅は、誰にとっても憧れの的です。
天然芝を常にきれいにキープしようとするとかなりの手間がかかりますが、人工芝であればメンテナンスにそれほどの手間は必要としません。
人工芝ということで、水やりを心配する必要もありませんし、もちろん枯れてしまうこともありません。
時おり掃除機でゴミを吸い取ったり、汚れを雑巾などで拭き取ったりするだけで美しい状態を保てるのが人工芝のメリットです。

人工芝が劣化する原因

天然芝のような面倒なメンテナンスを一切必要としない人工芝ですが、ある程度の手入れをしてあげないと劣化してしまうことは考えられます。
ゴミを掃除機で吸い取らずにそのままにしておいたり、ジュースをこぼしてしまったのに拭き取らずに放置しておいたりすると、もちろん人工芝の劣化が進んでしまいます。

また、重い物を同じ場所に置き続けていても人工芝は劣化してしまいます。
ですから、人工芝の上にテーブルやチェアを置いておく場合には、置き場所をこまめに変えることが必要となってきます。
人工芝の正しいメンテナンス方法を早くして、いつまでも美しい状態が保てるように工夫しましょう。

人工芝のメンテナンス方法

人工芝にはホコリが溜まりやすく、髪の毛なども絡まりやすいので、こまめに掃除機で吸い取ってあげることが大切です。
掃除機をかける時は、人工芝を傷めないように少し浮かせた状態でかけるのがポイントです。
週に1度か2度は掃除機を使って人工芝のメンテナンスを行いましょう。

重いものを上に置いておいたために人工芝が寝てしまった場合には、デッキブラシで人工芝をブラッシングするのがおすすめです。
デッキブラシによるブラッシングは、人工芝が寝ているのに気がついた箇所を発見するたびに行う以外に、数ヶ月に1度は全体をブラッシングすることも大切です。
砂や土が入り込んでいる場合には、掃除機ではなくてブラシを使って取り除きましょう。
掃除機を使ってもいいのですが、砂や土の量が多いと掃除機を痛めてしまうことがあります。

雑草が生えてしまった場合

人工芝というのは、まず最初に防草シートを敷いてから設置します。
ですから雑草がたくさん生えてくることはほとんどありません。
とはいっても人工芝と人工芝のつなぎ目から雑草が生えることもありますので、見つけることに引き抜いておくことも肝心です。

庭に人工芝を敷く際には石や雑草を取り除いて十分に整地を行い、その後に防草シートを敷いて地面を平らに固めます。
きちんと整地が行われていれば凸凹もないので、人工芝を長持ちさせることができます。
人工芝の中にはどう見ても天然芝としか思えないようなタイプもありますので、一度チェックしてみることをおすすめします。