自分でできるリビング掃除について

お掃除の前に、整理整頓

家族みんながくつろげるリビングは、最もよく使う部屋とも言えるため、自然とモノが集まりやすくなります。
子どもたちのおもちゃ、ソファでくつろいで読むための雑誌や本、新聞。
このほかにもダイレクトメールなどの書類やティッシュペーパー、テレビやエアコンのリモコン、携帯電話の充電器などが置かれていませんか。

掃除をする前には、使ったものを元の位置に戻すなど、整理整頓をしましょう。
言い換えると、整理整頓されていない部屋は掃除がしにくいため、どうしても掃除が後回しになり汚れやすくなります。
日頃から、部屋にモノを散らかさないよう心がけることが、リビングを美しく保つためのポイントです。

リビングの片付けは一人でするのではなく、家族みんなですることが大切です。
家族みんなで使うモノは容器や引き出しにラベルを貼って、中に何が入っているかを一目で分かるようにしておきます。
そして出したモノは必ず元の位置に戻す事を、家族のルールとして徹底させましょう。

携帯電話の充電器など、リビングで使うほうが便利な個人の私物は、置き場所をきちんと決めておくことが大切です。
リビングで使わなくてもよい私物は、寝るまえに持ち主が元の場所に必ず戻す、といったルールを決めておくとスッキリと片付きます。

リビングのお掃除方法

リビングの掃除の方法を見ていきましょう。

リビングの汚れはホコリが多いので比較的掃除しやすく、整理整頓さえしていれば、こまめに拭き掃除や掃除機をかけるだけで綺麗に保てます。

ただホコリは部屋の隅にたまりやすいですから、テレビの後ろやソファの下、観葉植物の後ろなど、手の届きにくいところに蓄積します。
特にコンセントのホコリは要注意で、火災が発生する危険もあります。

ホコリは上から下へと落ちてきますから、お掃除も上から下へと順番に行うのがポイントです。
まず天井からの照明や、カーテンレール、棚やエアコンの上にたまったホコリを払い落としてください。
そして、最後に床に掃除機をかけると、お部屋全体のホコリを効果的に取り除けます。

掃除機をかけるときは、引くときの方が吸引力が強いので、ゆっくり引きながら掃除機をかけると効果的です(海外の製品などには、例外もあります)。

フローリングや畳は、目に沿って掃除機をかけます。
カーペットは縦だけでなく横方向にもクロスで掃除機をかけ、カーペットに絡みついたホコリをじっくりと取り除きましょう。

リビング掃除、プロのテクニック

リビングの掃除をプロに依頼すると、フローリングの掃除だけでなくワックスがけを行ってくれたり、ソファなどの家具の汚れを取ってくれたりと、自分ではなかなか行き届かない部分まで綺麗にしてくれます。

カーペットの染みや、手の届きにくい照明器具の掃除など、ふだんの掃除では手が回らない部分も、プロに依頼するとスッキリと綺麗に出来るのです。