自宅でできる!ベッドのマットレスを掃除するコツ
マットレスの掃除方法
ベッドというのは、1日の4分の1から3分の1の時間を過ごす場所です。
ですから、常に快適で清潔な状態をキープする必要があります。
人間というのは寝ている間に約コップ1杯の寝汗をかきますから、マットレスに湿気が蓄積していかないようにすることは非常に大切です。
マットレスが重くて簡単に動かせない、あるいはマットレスを干す場所がないという場合にはマットレスの角を持ち上げて下に本を何冊か積み、風通しを良くすることもできます。
マットレスの下に本を置いて空間を作ったら、掃除機をかけることも可能です。
シーツや枕カバーはこまめに洗濯して交換している人でも、マットレス自体はほとんど掃除していない家庭が多いので、できるだけ頻繁に掃除機をかける機会を作るようにしたいものです。
日干しをするのが難しいマットレスに関しては、マットレスに丹念に掃除機をかけて掃除をするのがおすすめです。
3〜4分かけて、じっくりとマットレスのほこりを吸い取りましょう。
同じ場所を何度も掃除機で往復しながら汚れを吸い取ることが大切です。
特にフレームの部分やキルティングの縫い目などはホコリや髪の毛、フケなどが溜まりやすい部分なので、入念に掃除機をかけましょう。
マットレスを干せない家庭では、マットレスを洗うことはもちろんできませんが、重曹を使って皮脂などの汚れを取り除くことはできます。
やり方は簡単で、重曹をマットレス全体に振りかけて1時間ほど放置しておき、あとは掃除機で吸い取るだけです。
この作業は、裏面に対しても同様に行うのが理想的です。
重曹を振りかけた後に掃除機で吸い取ることによって、ホコリや塵だけではなくてダニとその死骸も吸い取ることができます。
マットレスに掃除機をかける際には、ノズルに古くなったストッキングをかぶせれば布が吸い付かず、快適です。
マットレスのお手入れ方法
素材やメーカーによってまちまちですが、一般にマットレスの寿命は5年から10年と言われています。
マットレスの寿命をできるだけ伸ばすためには、定期的に天日干しをおこない、マットレスをいつも清潔な状態に保っておくことが何よりも大切です。
天日干しにした場合、マットレスを叩かずに、掃除機などで表面を優しくなぞってホコリやゴミなどを取り除くようにしましょう。
万が一子供がおねしょをした場合などは、水に溶かした中性洗剤にタオルを浸して固く絞り、マットレスをトントンと叩きながら汚れを吸い取ります。
その後に乾いたタオルで水分をできるだけ拭き取り、扇風機やドライヤーなどを使ってマットレスを完全に乾燥させます。
布団乾燥機がある家庭では、布団乾燥機を使えば簡単にマットレスを乾かすことができます。