大掃除は順番とスケジュールが決め手

大掃除のおすすめの順番

毎日こまめに掃除をしているつもりなのに、いつのまにか汚れが溜まってしまう部分というのは家の中にたくさんあるものです。
普段の掃除ではすっかりきれいにすることのできない箇所は、大掃除の時にまとめて掃除をすることもできますが、暮れは何かと慌ただしく忙しい時期なので、大掃除のスケジュールは早めに立てておくことが大切です。

大掃除には、「こうしなければならない」という鉄則は特にないのですが、効率よく掃除をするためにはまず最初にモノの片付けから着手するのがおすすめです。
モノが片付いていれば掃除もやりやすくなりますし、せっかく掃除をしたところにまたモノを置いて汚してしまう心配もありません。

先に不用品がないか確認しましょう

無駄なモノが家の中に多いと片付けがはかどりませんので、先に不用品がないかどうかを確認しましょう。
不用品が出てきたら、片っ端から捨てて行くのが理想的です。
暮れのゴミの回収日などについても、早めにチェックしておくことが大切です。

特に粗大ゴミなどは出せる日がそれほど多くないので、住んでいる市町村のホームページなどで早めに確認をしておくといいでしょう。
粗大ごみは捨てる前にインターネットなどで予約をしておく必要がありますので、タイミングを見逃さないようにすることも大切です。
捨て方がわからないゴミなどについてもあらかじめ調べておきましょう。
不用品を捨て、モノの片付けが終わったら次はいよいよ掃除に移ります。

掃除は順番が大切

掃除の基本は「上から下へ、そして奥から手前へ」ですので、この大前提を忘れないようにして大掃除を始めていきます。
順番としては水回りから始めてキッチン、各部屋、床、玄関と掃除していくのが効率的です。

お風呂場やトイレなどの水回りは、家の中でも最も大掃除が必要な場所です。
カビや水垢など素人には落としにくい頑固な汚れが付着していることも多いので、専用洗剤や道具を使って効率よく汚れを落としていきましょう。
お風呂場はカビが住みつきやすい場所で、早い時期に掃除をしておかないと取り除きにくくなってしまいます。

お風呂場のカビ取りにはカビ取り専用洗剤と漂白剤を使用します。
水気のある箇所を掃除しようとすると洗剤が薄まってしまうので、必ず掃除をしたい箇所を乾燥させておくことが大切です。
また、カビは力任せにこすって取れるというものでもありませんので、湿布法などを使って有効成分をカビのある場所によく染み込ませておくのがポイントです。
キッチンの油汚れを落とすには、「セスキ炭酸クリーナー」などのアルカリ性の洗剤がおすすめですし、電子レンジ内部のこびりつきには重曹が大活躍します。