掃除がしやすいレイアウトにしましょう
掃除が苦手な人には原因がある
「掃除機をかけようと思うけれど、なんとなく気が乗らない」「毎日の掃除にとても時間がかかってしまう」というのは、掃除が苦手な人に共通する悩みです。
掃除をするのが面倒、掃除しなきゃしなきゃと思っているけれどつい後回しになってしまうという場合には、家具の配置などが掃除しにくくなっていることが考えられます。
現在の家具の配置をちょっと変えるだけでも、掃除が格段に楽になることがありますので、ぜひ試してみましょう。
掃除しやすい部屋の特徴
掃除しやすい部屋というのは、動線をしっかりと意識して家具が配置されているものです。
部屋の中央にスペースを作り、家具は両サイドに配置しておくと掃除がしやすくなりますし、動線も良くなります。
こうしておけば、まず最初に中央の部分に掃除機をかけて、あとは両サイドを順々に掃除するだけです。
ホコリは部屋の隅に集まりやすいので、中央から最初に掃除を始めると、効率も上がります。
また、デスクやテーブルなどの水平面に置かれているものが少なければ少ないほど掃除も楽になりますし、早く仕上げることができます。
デスクの上に書類などがたくさんあると、書類をいちいち移動させて表面を拭かなければならないので、時間がかかってしまいます。
ですから、本当に必要なもの以外は引き出しの中にしまう、キャビネットに整理しておくなどの方法がおすすめです。
どうしてもデスクの上に置かなければならない書類などに関しては、トレーなどの上にまとめておけば持ち上げるのも簡単なので、掃除が楽になります。
部屋を掃除しやすい場所にするためにもうひとつ肝心なのは、配線の問題です。
あちこちに配線が散らばっていると掃除機をかけにくくなりますし、つまずいて転んでしまうリスクも考えられます。
ですから、ケーブルボックスなどを利用して配線をひとつにまとめておくことをおすすめします。
掃除をする際の手間とストレスをできるだけ取り除くことによって、掃除のしやすい環境が生まれます。
掃除しやすい家具を選ぶことも大切
家具を選ぶ時点で、掃除をしやすいタイプのものを選ぶことも大切です。
テーブルひとつを取っても、木目調のタイプを選べば触っても汚れがつきにくく、掃除も楽です。
その反面、ガラスのテーブルなどは指紋がつきやすくちょっとした汚れでも目立ってしまうため、毎日の掃除が大変です。
ソファーにしても、合皮タイプを選んでおけば、汚れがひどい時には水拭きができて便利です。
どうしても布製カバーのソファーがいいというのであれば、カバーの着脱がしやすいタイプのものを選び、こまめに洗濯するように心がけるといいでしょう。
下部に隙間のないタイプのソファなら、ホコリもたまらず楽になります。