オフィス清掃は時間帯でメリット・デメリットが変わるって本当?

始業前に行うメリット・デメリット

オフィスの清掃では、時間帯を指定して業者に来てもらうことができます。
オフィスの業務内容や社員が働く形態などによって、どの時間帯に清掃に来てもらうかを決定すれば、効率よく仕事ができて便利です。
始業前に清掃をしてもらうと、掃除をしたばかりのきれいな環境で仕事を始めることができるので業務にも前向きに取り組むことができますし、何より清掃作業が業務の妨げにならないというメリットがあります。

ただし、始業前は需要が多い時間帯のため清掃料金が高めになる傾向があります。
また、社員の誰かが早く出社して立ち合いをするか、あるいは鍵・セキュリティカードを清掃会社に預ける必要が出てくるのがデメリットといえばデメリットです。

日中に行うメリット・デメリット

日中に清掃を依頼すると、時間外の立ち合いが必要がなく、目の届く範囲で作業をしてもらうことができます。
外部のお客様がオフィスを訪問した際にも、清掃員がいれば「この会社はちゃんとしているな」という印象を受けますので、会社にとってプラスになります。
とはいえ、就業中に掃除機をかけていると騒音が仕事の妨げになることも考えられますので、掃除機ではなくてモップがけにするなどといった代替策が必要になることも考えられます。

日中に清掃をしてもらう場合には、掃除の箇所によって時間帯をしっかり決めておくことでトラブルを避けることができます。
例えば休憩時間の12時から13時の間に集中的に掃除機をかけるといった風に決めておけば、電話のやり取り中に掃除機の騒音に悩まされることもなく、お互いに気持ちよく仕事をすることができます。
食堂のある会社なら、昼食の前までに清掃を済ませておけば気持ちのいい環境で食事ができます。
社員の動線に基づいて、最適の時間帯を探していくことが大切でしょう。

終業後に行うメリット・デメリット

清掃作業を終業後に行うケースも、しばしば見かけられます。
終業後なので業務の妨げになる心配がありませんし、翌朝きれいな環境で仕事をスタートさせることができるのが就業後に清掃を行うメリットです。
デスクの足元やOA機器周辺なども、夜間であれば丁寧に掃除をしてもらえますので会社としてはプラス面が大きいと言えるでしょう。
ただし、夜間の清掃作業は料金が割高になることも考えられますので、費用の面でのメリットとデメリットをよく考え合わせた上で時間帯を決定することが大切です。

きれいに掃除されたオフィスというのは、働く社員の側にとっては過ごしやすい環境ですし、来訪するお客様にも好印象を与えるものです。
自分たちのオフィスにとって、どの時間帯が最も清掃に適しているかをよく検討し、無理のない依頼をしたいものです。