ペットのニオイ対策!お掃除と消臭のコツ

ペットのトイレのニオイ対策

ペットと暮らすのは楽しいけれど、家族の全員がペット好きとは限りませんし、お客様がいらしたときにペットのニオイが気になることも考えられます。
ですから換気をよくしたり、こまめに掃除をしたりすることは、ペットのいる家庭ではとても大切です。
散歩に連れて行って用を足す犬とは違って、室内でトイレをする猫や犬と暮らしている場合にはトイレのニオイ対策も考えなければなりません。

特に猫は水をあまり飲まない動物で、しかも濃縮した尿を排泄しますので、アンモニア臭がきついという特徴があります。
アンモニア臭だけではなくて、”フェニリン”という成分も猫の尿には含まれていて、一度壁や床などについてしまうとニオイがなかなか消えないことが多いものです。
ですから、猫のトイレ砂は消臭効果があるものを選ぶのがおすすめです。

それと合わせて、クエン酸スプレーなどを使ってこまめに掃除をすることによって、ニオイを気にならなくすることができます。
アンモニア臭はアルカリ性ですので、酸性のクエン酸スプレーによってニオイを消すことができます。
クエン酸スプレーは、200mlの水に対してクエン酸5gを加えてよく混ぜるだけなので自宅で簡単に作れます。
クエン酸の濃度が高いと猫に悪影響を及ぼしてしまうことがあるので、必ず40倍に希釈してから使うことが大切です。

ペットの体臭対策

犬の場合には、体臭対策をしっかりすることが必要です。
犬は猫と比べると体臭と口臭がかなりきつく、犬が好きではない人が訪問してくると、かなりへきえきすることも考えられます。
犬のニオイの原因は、汗に含まれているアポクリン腺が酸化し、雑菌と混じることによって発生します。
ニオイは犬の体だけではなくて、シーツや衣類などにも付着しますので、こまめな洗濯を心がけるようにしたいものです。

犬の体臭を和らげるためには、月に1回から2回程度シャンプーをするのが一番です。
シャンプーによって皮脂汚れが取れるので、夏場などはシャンプーの回数を増やすといいでしょう。
また、フレンチブルドッグのようにシワの多い品種の場合、シワとシワの間に皮脂がたまりやすいのでペット用のウェットシートを使って拭いてあげることも大切です。
頻繁にブラッシングをすることによっても、古い毛が抜けて汚れが取れますので、ニオイの原因を除去することができます。

犬の歯は歯垢がつきやすいので、ブラッシングだけではなくて歯磨きの習慣化するのがおすすめです。
デンタルスプレーなども市販されていますので、上手に活用するといいでしょう。
ソファーなどの家具にこびりついたニオイを消すために、専用の消臭スプレーを使うことも忘れてはいけません。