効率的なオフィスの清掃方法

オフィスの大掃除は計画がカナメ

オフィスは大勢の人が立ち働くため、意外と汚れが溜まりやすいものです。
清掃業者が入っている会社でも、年末の大掃除は社員全員で行うというという所が多いですね。

今回はオフィスの大掃除を、効率よく進める方法をご紹介します。
オフィスの掃除は、ただ漫然と行えばいいというわけではありません。
何事にも計画が必要です。
オフィスの大掃除も例外ではありません。

総務部が中心となって、掃除に必要な用具を用意したり、それぞれ部署の掃除の担当場所を決めるなど、事前の計画が重要です。
多くの職場では、年末の最終営業日に大掃除を行うのではないでしょうか。

営業中に掃除を行うため、中には仕事をしている社員もいることでしょう。
仕事をしているひとの邪魔にならないよう、計画をすることが大切です。
落ち着いて仕事ができるスペースを予め確保しておく、デスク周辺の掃除は最後の方に回し、最初はエントランスや応接室、休憩室などから行うなどの工夫をおすすめします。

必要なものをリストアップしよう

大掃除では普段は掃除をしない場所も掃除をします。
たとえば天井に取り付けられた照明、窓ガラス、エアコンなど、高い部分の掃除もあります。
このような場所を誰が担当するかを、決めておくとスムーズに大掃除を進めることができます。

また、不要な書類や不燃物など、ごみ捨ては仕分けが必要です。
各部署に可燃ゴミ、不燃ゴミなどゴミ分別ができるよう必要なゴミ袋やダンボール箱などを配っておきましょう。

また、ロッカーやデスクなど拭き掃除も重点的に行いますから、必要な量の住居用洗剤や雑巾、新聞紙、細かな汚れを取るための歯ブラシ、OA用のブラシやエアダスター、消毒用アルコール、軍手など、あらかじめ必要な用具をリストアップしておきましょう。
こうすることで、掃除作業の途中で必要なものが不足するのを防ぐことができます。

年末の大掃除は、限られた時間内に終わらせなければいけません。
そのためには事前にしっかりと計画を立て、必要な掃除用具を用意し、ゴミ捨てなどで混乱が起こらないよう準備しておく必要があります。
大掃除を担当する総務部の負担はかなり大きいといえるでしょう。
しかし、社員が一丸となって掃除に取り組むことで、コミュニケーションが向上する、普段から掃除をして大掃除の負担を軽くしようと努力するなどのメリットもあります。

また、毎年行うことですから、どのような計画を立て、どのような準備をして、大掃除をした結果、どうであったを記録して、来年の大掃除に活かすことも大切です。
足りなかった掃除用具、評価できる点、うまくいかなかった点などを記録しておくと、来年はこうしたほうがいいなど改善案が出て、さらに大掃除の効率がアップするはずです。