お盆前のお掃除箇所のまとめ

来客の多いお盆前にお掃除を!

日本人が古くから守っている大切な行事に、お盆があります。
お盆になると親戚や友人など、身近な人が訪れることも多く、お寺のご住職がお経を唱えに来られるケースも多いですね。

お客様が訪問されたときに目につきやすいポイントを押さえながら、お掃除をしておくと安心です。
今回は、お盆の前に済ませておきたいお掃除についてまとめました。

まず、家の顔である玄関は、お客様を気持ちよく迎えるためにも第一にキレイにしておきたい場所です。
こまめに掃除をしていても、意外に見落としがちなのがインターホンや扉です。
ホコリや手垢などで汚れやすいので、弱アルカリ性洗剤を溶かした水を使ってきれいに拭いた後、乾いた布で乾拭きしておきましょう。

三和土の汚れは掃除機を使うと、細かな砂ボコリもきれいに吸い取ってくれます。
でも、室内用のノズルを三和土に使うのは、抵抗がありますよね。
このような場合は、室内用のノズルの代わりに、キッチンペーパーの芯を差し込んで使ってみましょう。
芯の先を斜めにカットすると、隅にたまった汚れがキレイに吸い込めます。

玄関から続く廊下も、しっかりと掃除しておきましょう。
リビングなどの室内では、窓ガラスに目線がいきがちです。
とくに素通しのガラスは汚れが目立ちやすいので、きれいに磨いておきましょう。

そしてお客様がよく使う場所といえば、トイレです。
気持ちよく使えるよう、すみずみまで掃除が欠かせません。

お仏壇を和室に置いているご家庭は多いですよね。
ご先祖様に手を合わせる神聖な場所ですから、ホコリのない清潔な場所にしておきましょう。
もちろんお仏壇の掃除も、忘れずにしてください。

墓石の掃除も欠かせません

自宅の掃除ではありませんが、お墓参りに出かけるのなら、お墓の掃除も欠かせません。
お墓掃除には雑巾、スポンジ、歯ブラシ、あれば墓石用洗剤を持っていきましょう。

まず、周囲に生えた雑草抜いて地面をきれいにします。
そして、墓石をきれいにしますが、あまり汚れていない場合は水を含ませたスポンジで拭いて、ホコリを取り除きます。
苔などが生えている場合は、しっかりとこすり取りましょう。

水だけでは落ちないしつこい汚れは、墓石用の洗剤を使います。
文字が彫り込まれている部分には歯ブラシを使うと便利です。

花筒や香立ても、中にたまったものを取り除いて、きれいに洗いましょう。
そして最後に乾いた布やタオルで、墓石などの水分を拭き取れば完了です。

忙しい場合はプロに依頼する方法も

玄関、廊下、トイレ、リビング、和室はお盆を迎えるに当たって、特に注意しておきたい場所です。

ふだん忙しくて、お客様を呼ぶ自信がない……という場合は、プロにお掃除を依頼してはいかがでしょうか。
プロの技で玄関周りもトイレも、窓ガラスもピカピカにしてもらえます。